既卒の就活は発想を変えるべし

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 2015年3月に卒業する大学生の就活が始まりましたが、リクルートホールディングスが行った調査によると13%の企業が新卒採用を増す見通しと回答しました。この傾向は企業の規模が大きければ大きいほど、採用する数が増えることが調査の結果で分かりました。景気の回復の兆しが見え始めたことで大手企業を中心に採用意欲が高まっていますが、その一方で中小企業やベンチャー企業の懸念は深まるばかりです。

 そうした中で優秀な学生を採用しようと2013年11月にベンチャー40社が、東京でベンチャーズライブという企業説明会を開催しました。約800人の学生が集まり優秀と判断された80人の学生は特典として、2014年1月に開かれた合同選考会に招かれました。リクルートキャリアによると2013年10月1日の時点で内定を得ていない学生は約2割ほどですが、学生は大手企業の訪問から始め内定を待っているうちに次の企業にアプローチするタイミングを逃してしまい既卒になる例が少なくありません。

 既卒になった途端に就活も困難を極めることを、痛感している方も多いと思います。確かに今の日本の新卒一括雇用の制度に、問題があることは間違いがありません。しかしその一方で学生の就活も、大手企業にこだわる傾向があることも否めません。大手企業に就職すれば安定していると、今だに考えている若者が多いのも事実です。しかし今の時代は大手企業が必ずしも、安定しているとは誰も断言できません。

 既卒の就活で大事なことは可能性がある中小企業や、ベンチャー企業に目を向けることです。安定を求めるあまり企業の規模で応募する求人を選ぶよりも、将来に成長するかもしれない企業で頑張って会社を大きくさせるというくらいの気概が大事です。企業の新卒一括採用が既卒を産んでいますが、大手企業志向の学生にもその責任があることを知るべきです。

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